“ちゃんと”遠回りした末、成就した二人

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池袋にあるビアンバー、空-urue-。
店主の人柄を表すような、柔らかな空気の漂うお店で出会った二人が、
“ちゃんと”恋をしお付き合いをした時のエピソードを伺いました。

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Photo scene:某日、とある街で

──お二人が出会った時のエピソードを教えてください。

Kさん(以下、K):初対面は、ウルエの平日オフ会でした。その頃のわたしは恋人が欲しいなぁと思いつつ、あんまり気持ちが積極的になれない時期だったので、直前まで行くのを迷っていたんだけど。当日になってやっぱり行きたくなってオフ会に参加することに(笑)
お店に入ってすぐ、Iちゃんがぱっと視界に入ってきたんです。一目惚れ!という訳じゃなく、なんとなく気になるなって。
遅れて行ったから席も遠くてなかなか話しかけられなかったんだけど、オフ会の中で「ビンゴ大会」があって、それをきっかけに話しかける事ができてLINEもGETした(笑)

Iさん(以下、I):わたしはそのオフ会で、初めてウルエに行きました。知っている人もいなかったし、ちょっと緊張してて…。Kちゃんはお店の人だと聞いていたので、慣れている感じでテキパキ進行したりして目立っていて、そんなKちゃんに話しかけられた時もただびっくりしていましたね。
でも、じっくり話してみたら最初の印象とは違ってギャップのある人だなぁと。なんて言うか、素直な人でした。心配しちゃうくらい(笑)

──Kさんはキリッとした印象がありますが人懐っこいタイプですよね(笑)Iさんはお若いのにしっかりした風格をお持ちで、性格的に反対のタイプなのでしょうか。

 

両想いの二人の、遠回りな物語

──お互いが意識するまで、どんな過程でした?

K:わたしなりにですが、告白するまでじっくり時間を掛けました。
これまでちゃんと形式ばったお付き合い方をしたことがなくて、(空-urue-店長の)あやさんの恋愛観を聞いた時に感銘を受けた事があったんだよね。付き合うまで手もつながないとか、付き合うまでの時間を楽しむとか。それを聞いて凄く新鮮な気持ちになって、ある意味恋愛初心者のような気持ちで、告白の仕方までググったり…(笑)
Iちゃんに対しては、連絡をしようにもガツガツしてるって思われたらどうしようって悩んでいたところに、「オフ会の参加費を渡していなかった、どうしよう」ってIちゃんから連絡をもらえたんですよー。あやさんのうっかりに救われました(笑)それで、ウルエに支払いに行くついでに一緒にご飯を食べる事になったんですよね。
IちゃんもIちゃんで、その時ご飯を食べたお店に、今度はイヤホンを忘れたので、わたしが受け取りに行って渡すついでにまた会える事になりました。そういううっかりに助けられて、自然と誘い合えるくらい打ち解けられましたね。

I:不思議とうっかりが重なったね(笑)
意識するまでの期間…というか、気持ちがそこに達する前にKちゃんから告白をされました。知り合って1ヶ月後くらいだったかな。Kちゃんとしては、じっくりと友達期間を過ごしたみたいです。今思えば、わたしにとって恋愛に意識が向くまで、まだ少し時間が必要だったみたいです。
K:そうなの!一大決心でわたしから告白したのだけど、フラれた……ガーン!!ってショックを受けましたね。今までちゃんと告った事なんてなかったから、尚更ショックで…。「酒持って来ーい」って暴れたりしたね(笑)

I:わたしが奥手(すぎる?)なタイプで、恋愛に疲れている時期でもあったので…「Kちゃんをもっと知ってから」って、断ってしまいました。その時はなんだか申し訳ない気持ちがいっぱいだったのですが…
Kちゃんが、「Iちゃんの心が好きだから待ってる」って言ってくれたんですよね。

──なんと…!すんなりと両想いになるカップルって、実は少ないのでしょうか(笑)
でもいまお付き合いをしているという事は、何らかの変化があったのでしょうか?

K:告白してフラれたけど、疎遠になるようなことはなくて。プラネタリウムとか、ご飯食べに行ったりとか、清い関係を築きながら待ってましたよ〜。でもたまに手は繋いでましたけど(笑)友達以上、恋人未満みたいな関係を2ヶ月くらい維持していたかな。

I:楽しい2ヶ月でしたね。一緒に過ごす時間が増える中で、Kちゃんの色んな面や過去の話を聞いて、これまでの経験を塗り替えてあげたいなぁと思ったんですよね。いまは、やっぱりあのとき過ごした時間は意味のあるものだったなと思えてます。
K:うん、わたしもそう思う。
付き合う事になったきっかけですが、いつものように一緒に飲んでてわたしがベロベロに酔った日に、Iちゃんが自宅に連れて帰ってくれたんですよね。ものすごく酔っぱらっていたから、その日もノリで「いつまで待たせんだー?」って茶化したら、いつもと返事が変わって、お?って思ったら。
I:Kちゃんがバラが好きだと聞いて、用意していたブリザードフラワーをあげて告白の返事をしました(笑)ようやく。2ヶ月も待ってくれたんですよね、嬉しかった。

K:わたし、ウルエが大好きだから、次に付き合うなら絶対ウルエで出会いたいって思ってたんですよ。Iちゃんが夢を叶えてくれた。(笑)それ以上に、幸せな気持ちになりましたね。ちゃんと考えてくれて、気持ちを受け止めてくれて。

 

試練にも、勇気を出して

──おめでとうございます!感動のどんでん返しですね。
付き合う前と付き合ってから、お互い変化などありましたか?

I:そうですね、月並みな表現になっちゃうんですが、信頼関係がより深まったような気がします。
K:うん。わたしはIちゃんに、元の自分に戻してもらえた気がする。過去に色々あったから、自分らしさが分からなくなっていたというか、ね。

I:Kちゃんと今みたいな自然な関係になるまで、実はもう一山ありまして…(笑)
Kちゃんは悪気がなく、わたしのことをあげるつもりで過去の恋愛を引き合いに出す癖があったんですよね。本当は、あまり聞きたい話ではなかったし、気を使いすぎてある時泣いてしまいました…。
K:そうなの、あの時はきつかったね。何度も話し合ったけど、癖になっちゃってて治らなくて、何回も繰り返してっていう。
付き合って4ヶ月めくらいの時に、なんでもない日だったのだけど一緒にスーパーに買い物に行って、その時にふとこのままじゃ嫌だなって思えて。きつくても、自分が思っている素直な気持ちを伝えようって決意しました。
これがきっかけで関係が壊れちゃったらどうしようって、本当は凄く怖かったけど、冷静に伝えられるようにメールを作りました。ものすごく長文のやつを。(笑)
I:そのメールの中に「不安にさせない完璧な人間になれない」って、Kちゃんの言葉で書かれていて、それを見て「ああそっか、完璧じゃないから言っちゃうんだ」って、すとんと落ちてきたような気がしました。その言葉で、ようやく自分にも置き換えて考えられるようになって、わたしもいろいろ治せていない事があるなぁと、気づけたんです。
それがあって、ようやくお互い本当の理由も話せたし、本音で話せるようになったよね。

 

二人を取り巻く周囲も温かな

──勇気を出して一歩踏み出せてよかったですね!二人が乗り越えるべき試練だったのでしょう

K:今は、彼女が近くに引っ越してきてくれて、お家でのデートが増えたかな。
わたしはいまマッサージの勉強をしているので、Iちゃんをマッサージでおもてなししたりします(笑)あと、わたしの母とIちゃんが一緒にご飯を作ったり。家族もIちゃんの事が大好きで「あの子のこと大事にしろよ」って言われます。カムはしていないんだけどね。
I:わたしの実家は沖縄で距離があるのでなかなか家族に会えないけど、Kちゃんの家族に良くしてもらえて凄く嬉しいです。
カムは難しいよね。わたしは姉と妹にはカムしてますが、両親には慎重に考えているところです。

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Photo scene:お揃いの指輪

K:話がそれるんだけど、まだIちゃんと付き合う前にウルエにはチーム∞(無限大)という、フリーのひとが集まったグループがありました。不思議なことに、わたしに彼女が出来たとたん、みんなどんどんカップルになってね。いまは実態はないけど、心で繋がってます(笑)ファミリーみたいな感じ。
もしこれを見てるフリーのひとがいたら(フリーじゃなくても?)チーム∞に入るといいよ!(笑)

──お二人を取り巻く環境がとてもアットホームなんですね。フリーの方はぜひ、チーム∞(無限大)へ!
これから先のことで、何かビジョンなどありますか?

K:7年くらい付き合ったら結婚もしたいし、いずれは一緒に住みたいねって話もしています。一戸建て買うとかね。
周りで結婚式をあげているカップルはいないから手探りになるけど、式を挙げたら二次会は絶対にウルエでやるよ。樽酒をわって振舞うプランはもう決めてます(笑)

──樽酒楽しそうですね!さぞ盛大な結婚式になりそう。
たくさん聞かせていただき、ありがとうございます。最後に、見ているみなさんへ一言ずつください。

K:ウルエで恋に悩んでいるアヤさんに言った言葉なんだけど、
あなたが良いと思ったひとは、みんなが好き。だから、良いと思ったらすぐに行動したほうがいいよ!

I:わたしからは、待ちの姿勢になってしまったり、好きなひとのことを思って悩んでしまうのは、自分を大事にしているという事だと思います。それだけ自分を大事にできるのだから、大丈夫。
待ちたい気持ちの時は待ってもいいけれど、なにより「幸せになりたい」という前向きな気持ちでいられたら、良い結果が得られると思います。

──どうもありがとうございました。7年後の二次会はお祝いに駆けつけますね!

いかがでしたか?
独り身の時は、平穏な日常を共有する恋人との関係に憧れるものですが、いざお付き合いをしてからは、越えるべき壁を二人で乗り越える勇気を出すのも、欠かせない儀式ですね。
お二人のように想い合える相手と素敵な出会いを「空 -urue-」で見つけてください。

 

    DATA3:空 -urue-
    空 -urue-
    2013/1/11にOPENした池袋にある女性のためのお店。お一人様やバー未経験の方にも沢山ご来店いただいてます。気軽に遊びに来てください!心よりお待ちしています^^