深読み☆LGBT映画『キャロル』

はじめまして。深谷ヨミといいます。

皆さんは映画、お好きでしょうか?

私は小さい頃から映画が大好きで、午後のロードショーでメロドラマを見ては両親に叱られる……そんな子ども時代を過ごしました(笑)
映画はそのまま見ても面白いですが、その物語の背景を知るともっともっと面白くなると思います。このコラムでは古今東西、様々なLGBTに関わる映画を紹介しつつ、LGBT当事者の方も、そうでない方も楽しんでいただけるような記事を書いていきたいと思いますので、どうぞ宜しくお願いします!

さて早速ですが、今回ご紹介する映画は、『キャロル』です。

映画『キャロル』ポスター
映画『キャロル』
(C) NUMBER 9 FILMS (CAROL) LIMITED / CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION 2014 ALL RIGHTS RESERVED

2016年2月に日本で公開され、ケイト・ブランシェットとルーニー・マーラが恋人役として登場し話題となった本作。ご覧になった方も多いのではないかと思います。

私は新宿のTOHOシネマズで2回見たのですが、映画館に着くと女性2人連れが心なしか多かったような気が(笑)。ちょっと大人なシーンも挿入されていて、デートで見に行った方はきっとドキドキされたのではないでしょうか……?!

お話の舞台は1950年代のニューヨーク。クリスマスシーズンで混み合うデパートで、おもちゃ売り場の売り子をしていたテレーズ(ルーニー・マーラ)は幼い娘へのプレゼントを買いに来た人妻、キャロル(ケイト・ブランシェット)と出会います。二人は一目で恋に落ちますがキャロルは目下、離婚の調停中。テレーズも男性の恋人に求婚されていたりと、二人の恋は一筋縄ではいかない……というのが簡単なあらすじ。

クリスマスシーズンのにぎやかな街角、白い吐息で曇ったガラス、美しい2人の恋人。そんなロマンティックなムードが、エドワード・ラックマン監督こだわりの16ミリフィルムによって質感までスクリーンに映し出される、映像としても大変美しい作品です。

 

そんな美しくロマンティックな本作、驚く事に半世紀も前に書かれた小説が原作となっています。しかもなんと、原作が出版された1951年当時としてはそれまでの常識を覆すとんでもない作品だったのです!一体、この原作のどこに、常識を覆す力があったというのでしょうか?

また、女流作家パトリシア・ハイスミスの半自伝的作品と言われる本作。原作者もひょっとしてレズビアンだったのでしょうか?まさか映画のようなロマンティックな出会いが彼女にもあったというのでしょうか?……色々な疑問が湧いてきますよね。

というわけで今回は、『キャロル』の原作小説『The Price of Salt』(原作者による改題後は『Carol』)から映画の世界を少し深読みしてみましょう!

 

二人のキャロル

さて、実は主人公テレーズが恋に落ちる人妻=キャロルには明確なモデルが2人いたことが、作者の日記によって明らかになっています。

一人目のモデルは原作者が偶然出会った女性でした。
1948年のクリスマスシーズン、原作者=パトリシア・ハイスミスは、デパートで臨時職員として売り子をしていました。そこで一人で買い物に来ていた美しい女性と出会い、目を奪われます。

映画『キャロル』二人の出会い
(C) NUMBER 9 FILMS (CAROL) LIMITED / CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION 2014 ALL RIGHTS RESERVED

ブロンドの髪でミンクのコートをまとったその女性は、娘のために人形を買うと、その届け先として名前と住所をメモに残していきました。もうお察しかと思いますが、作者のハイスミス自身もレズビアンだったんですね。

ハイスミスが受け取ったメモに書いてあったのは、E.R.Sennという名前。作者は彼女から受けたインスピレーションを抑えきれず、その日のうち、わずか2時間ほどで物語のアウトラインを書き上げました。それが後に本映画の原作小説『The Price of Salt』となったのです。

また二人目のモデルは、バージニア・ケント・キャサーウッドという女性。原作者のハイスミスが日記に、「バージニアがいなければ、この小説は書けなかっただろう」とまで記している彼女は、ハイスミスの恋人でした。しかも、映画の中のキャロルのエピソード同様、過去にホテルで女性の恋人との情事を盗聴され、裁判によって娘を失っていたんですね。

 

現実というのは時に物語を凌駕するものなのかもしれませんが、そういった原作者自身の恋人=バージニアの過去のエピソードも基にして、ハイスミスはこの物語を組み立てていったようです。

 

実在した「2人のキャロル」。2人は作者ハイスミスの日記によるとどこか似ていたのだそうです。皆さんも、今まで好きになった人を思い返してみると、似たようなタイプばかり好きになっていた……なんてこと、あるんじゃないでしょうか(笑)

 

余談ですが、後にハイスミスの伝記の筆者であるアンドリュー・ウィルソンが、デパートの人形売り場でハイスミスの心を奪った女性を探しあてています。彼女の名前はキャスリーン・セン。彼女がハイスミスの元に残したE.R.Sennというメモは、彼女の夫であるアーネスト・リチャードソン・センの名前だったのです。

キャロルと同様、裕福だったキャスリーン。悲しいことに、彼女は本作原作小説の発売前の年、車の中でガスによる自殺を遂げて亡くなったことがわかっています。もちろんハイスミスは、映画のようにキャスリーンの本当の名前を知ることはありませんでした。当然、生涯再び出会うこともなく、彼女の死についてすら知らなかったことでしょう。

映画『キャロル』キャロル
(C) NUMBER 9 FILMS (CAROL) LIMITED / CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION 2014 ALL RIGHTS RESERVED

デパートでの出会いの一瞬を永遠にして、美しい物語をつくりあげたハイスミス。この物語には、原作者の恋という人生の断片が描かれているんですね。

 

当時のアメリカの社会的背景/ここからネタバレ注意!

さて、実在したモデルの1人は悲しい最期をとげましたが、この映画のラストはどうでしょうか?
実はこの映画では、原作小説のラストがかなり忠実に再現されています。苦難を共にし、1度は離れ離れになった2人が再会。2人の目と目が合い……というところでクレジットが流れて映画は終わるんですね。見る者の想像にその後の恋の行方は任される……いわゆるオープンエンドの終わり方です。

決してバットエンドではないものの、ラストを観て「これで本当に二人は幸せになれるのかな?」と少しがっかりされた人も多かったかと思います。

しかし、この終わり方、なんと原作が出版した当時はその当時の常識を覆す、とんでもないラストだったのです。

それを知るにはハイスミスが生きた当時1950年代のアメリカの様子を少し抑えておく必要があります。

当時、アメリカでは同性愛者は差別の対象であり、同性愛は精神科医によって治療されるべきものでした。実際、1950年には公職に就いていた190人もの人たちが同性愛者であることを理由に解雇される事件が起きるなど、同性愛者への社会的な差別が公然と行われる現実がありました。

 

当時活躍したレズビアン・パルプフィクション作家Jaye Zimetは次のように述べています。「当時、小説の中においてもレズビアンは男性と結婚するか、気が狂うか、さもなければ自殺するしかなかった」……と。つまり同性愛を扱ったフィクションは、「同性愛という悪い行いをしていると、己の身をほろぼしますよ、ちゃんと「更生」して異性と結婚できる「まともな」人間になりましょう」という「教養小説」の一面があって初めて世の中に出せるものだったんですね。

1950's NY
『キャロル』の舞台となった1950年代のニューヨーク
(C)1950 Frank Oscar Larson

そういった1950年代のアメリカの中でこの原作小説が出版されるという事が、どんなに大変なことだったかご想像いただけるでしょうか。

なにせ、今までのセクシュアルマイノリティ小説とは違い、誰も作者によって「自殺」させられたり、「更生」されることがない物語です。性別を超えて心がつながりあった二人の愛が真摯に描かれ、離れ離れになった二人が再び出会うところで終わる……それはフィクションによってすら否定され続けてきたセクシュアルマイノリティの人々が、自分たちの愛を初めて肯定してもらえた、一つの大きな転換点だったのです。

ちなみに本作の発行時、すでにハイスミスは名の知れた作家でしたが、本作がレズビアンを扱った小説であるがために、全くの無名のペンネームでこの小説を出版することを余儀なくされていました。それにも関わらず、作者の元には毎週何十通ものゲイやレズビアンの当事者による感激と激励の手紙が送られたと言われています。
その当時、どれだけLGBT当事者が変化を求めていたか……読者からの賞賛と反響がそれを語っているように思います。

 

幻のバッドエンドと半世紀を経た映画化

そのような賞賛の裏で、出版前の本作には別の終わり方=バッドエンドが存在したしたことも明らかになっています。

ハイスミスは当初、当時の一般的なレズビアン小説に倣ったバッドエンドのシナリオで話を終結させようとしていました。作者の日記によればそれはギリシャ神話の中のタンタロスのような終わり方だったと言います。ちょうど、地獄に落とされたタンタロスが、どんなに喉が渇いても決して近くの水を飲む事ができないように、どんなに近くに愛があり、その愛を求めたとしても、決して得る事が出来ない……そんな終わり方だったようです。幸い、本作に採用されたラストと、バットエンドの両方を読み比べた編集者の助言で、バットエンドは採用されることはありませんでした。もしかしたらその編集者さんは変わりつつあるLGBTを取り巻く時代の波をつかんでいたのかもしれませんが……。

……ではもし、その時編集者さんがバットエンドを選んでいたら、この作品の評価はどうなったでしょうか?

前述したようなセクシュアルマイノリティからの絶大な評判はともかく、もっと早く映画化が行われていた可能性があるというのが私の見解です。

その理由は3つ。

 

第1に、同性愛を扱った作品であってもラストで同性愛者が破滅するような話の場合には、比較的早い年代(1960年代頃)から映画化されてきた経緯があるためです。

第2に、原作者が別名義ではなくハイスミス名義で出版できた可能性があるためです。『孤独の街角』(扶桑社ミステリー刊)など、同性愛者が破滅するストーリーにおいては、原作者はハイスミス名義を利用しています。原作出版当初からネームバリューのあったハイスミス名義の方が映画のオファーが来やすい事は間違いないでしょう。

第3に、本映画の原作者パトリシア・ハイスミスは、何と言ってもほとんどの長編作品が映画化されている映画界のヒットメーカーだったためです。ヒッチコック監督の『見知らぬ乗客』やルネ・クレマン監督の『太陽がいっぱい』など、きっとご存知の方は多いと思います。当然その作品のクオリティは折り紙付きです。

映画『太陽がいっぱい』『見知らぬ乗客』
左:映画『太陽がいっぱい』(C)1960 Titanus/Miramax (Re-released in United States) 右:映画『見知らぬ乗客』 (C)1951 Warner Bros

 

映画化というのは、多額の収益を出さなければならない映画産業の性質上、原作作品が社会的に受容されるかどうかの一つの指標になります。悲しい事ですが、今まで『キャロル』が映画化されてこなかったのは、「同性同士が純粋にお互いを愛し幸せになる映画、そんなもん誰が見るんだ」「同性同士の愛など許されることではない」……そんな風に思われていた時代が長くあったからなのだと思います。

 

同性愛者の愛や幸せを扱った物語であるために、長いあいだ映画業界からも忘れられ、日本では映画公開が決定するまで翻訳すらされていなかった、隠れた名作。それが『キャロル』という作品だったのです。

 

アメリカ、同性婚の合法化
(C)2016 The News Blaster

昨年はアメリカ全州での同性婚合法化が行われるなど、LGBTを取り巻く状況が大きく変化した年でした。20世紀の同性愛者への差別の歴史を振り返る時、『キャロル』が映画化されたという事実は、同性愛への理解の浸透や社会状況の変化を強く反映していると考えることもできるように思います。

1952年の出版から半世紀を経て映画化された『キャロル』。では次の半世紀、同性愛をめぐる社会の状況はどう変わっていくでしょうか?セクシュアリティやジェンダーなど関係なく、お互いを愛しあうことが自由に認められる社会になるでしょうか?家族へのカミングアウト、婚姻制度、差別……日本でも課題は山積みです。しかし、お互いを愛しあう事を決めたテレーズとキャロルのように、私たちもまた、強くならなければならないのかもしれないですね。

 

なーんて、最後は少し重い話になってしまいましたが、ケイト・ブランシェットの演じる色気満載のキャロルとルーニー・マーラ演じる可愛らしいテレーズ。その姿を見ているだけでも、大・大・大満足の本作!旅行先にて2人でお化粧をするシーンなどなど、原作にないアレンジシーンも本当にかわいらしくてキュンキュンすること請け合いです!
まだ観てない方はぜひ、ご覧になってみてくださいね☆

 

……というわけで、いかがだったでしょうか?

今回からFind fで掲載させていただくこのコーナー「深読み☆LGBT映画」。
新しい映画からちょっと古い映画まで、様々なLGBTにまつわる映画をご紹介していきます。
映画のバックグラウンドやLGBTの歴史などのトリビアを詰め込んだ、楽しいコーナーにしたいと思いますので、ぜひまたチェックしてみてくださいね!
次回もどうぞお楽しみに!

 

icon著者:深谷ヨミ

ごく普通の三十路のレズビアン。幼少期にモテ期が過ぎてしまったため今は絶賛恋活中(笑)美術大学卒業後、出版社、事務職などで働く傍、執筆活動を行う。

*参考文献

  1. “Beautiful Shadow : A Life of Patiricia Highsmith” Andrew Wilson著
  2. “キャロル”パトリシア・ハイスミス著 柿沼瑛子訳

*掲載されている映画の画像については以下より引用させていただきました。

  • キャロル日本公式HP(http://carol-movie.com/)
  • キャロル日本公式twitter(https://twitter.com/carol_movie)
  • キャロル日本公式facebook(https://www.facebook.com/211公開-キャロル-505334499635463/)
  • The Photography of Frank Oscar Larson(http://www.franklarsonphotos.com/)
  • Yahoo!映画(http://movies.yahoo.co.jp/movie/太陽がいっぱい/13880/)
  • Amazon.co.jp(https://www.amazon.co.jp/見知らぬ乗客-DVD-FRT-106-パトリシア・ヒッチコック/dp/B000M05T2C)
  • The News Blaster(http://thenewsblaster.com/2016/06/25/gay-marriage-ruling-like-a-shot-of-heroin-in-the-leftist-vein/)

 

タイプ~見た目編~
【勝手にゆっくりのんびり恋愛を語る】

こんにちは。さおりです。

毎日本当に暑いですね。夏になるとアイスがとても美味しく感じますね。1日1個以上は絶対に食べています(笑)

ちなみに私のおすすめのアイスは、

・まるでマンゴーを冷凍したような食感のアイスバー(セブンイレブン)

です!

本当のマンゴーを食べているような食感でとても美味しいですよ!

 

まず、初対面で聞かれること

今回は「タイプ」について少しお話したいと思います!

イベントなどで初対面の人から
「○○さんってどんな人がタイプなんですか?」とよく聞かれますが、自分のタイプがよく分かっていない私にとってはいつも答えに困ります。

ここでいう「タイプ」とは、見た目や雰囲気の分類、いわゆる「フェム」「ボーイッシュ」などのことなのでしょうが、
今まで好きになった人を思い返してみると、本当にバラバラ。見た目もセクも年齢も。共通点なんてなし。

「『Lの世界』では誰がタイプ?(ビアンあるある)」と聞かれても、「ジェニーとシェーン!」と答える始末(笑)

ある友人は、タイプは「年上の見た目なきつめのフェム」と決まっているので、さくっと彼女もできるし、羨ましい。
私もタイプがはっきりと決まっていたら色々と悩まないだろうなぁー、といつも思います…。

 

ぶっちゃけ、どのタイプが一番モテる?

私の女性のタイプはさておき、みなさんは、どのタイプが一番モテてる(=需要がある)と感じますか?

私の周りは30前後のフェムが多いので、意見に偏りがあるかもしれませんが、「年上のフェムのお姉さん」が最強なんじゃないかと勝手に思っています。みんな好きですよね、キレイなお姉さん。井川遥系、私も大好物です(笑)

あと、「中性美人」もモテますよね!

 

タイプは決まっていた方がいい?

好きなタイプは人それぞれですし、年齢や自分の置かれている環境によっても変化していくもの。
でも、ある程度は決まっていた方がパートナーは見つけやすいのかなと思います。

アプリを利用したり、イベントに参加したりする中で、いいなと思っている相手に、その人があてはまりそうな項目を好みだと言ってみるのも(例えば、音楽好きな人だったら音楽の趣味が合う人とか)恋愛を進めていくのに効果的なのかも(ちょっと恥ずかしいですが笑)。

もちろん「好き」という気持ちは、頭で考えてどうにかなる問題ではないですが、
一度自分の恋愛を振り返って自分のタイプを整理してみることで、出会いやその先の幸せに近づく気がしてきました!

ちなみに、私はどうやら過去の好きな人に共通する「タイプ」は、見た目ではなさそうです。なら、中身……?めんどくさがっていた事を少し整理して考えてみようと思います!

 

Profile
名前…さおり
ビアン生活が長いにも関わらず、好きなタイプがいまだに分かりません。笑
恋愛ネタはあまりありませんが、文章を書く事が好きなのでコラムに関しては温かく見守ってください!

夢の舞台の話
【レズビアンの、いつもの毎日】

こんにちは、最近仕事やプライベートがうまくいかずに落ち込み気味なTakuです。

ちょっと自分に自信がなくなって、背筋が丸くなっているとき。
心が疲れてしまっているとき。
みなさんは何をして気分転換していますか?

そんな時、私が足を運んでいるのは、とあるステージ。
ドラマチックなストーリーに、煌びやかな衣装、
思わず頬を染めてしまうようなロマンス溢れる台詞の数々。
そして何よりも、美しい舞台女優たち…。

そう、宝塚歌劇団です!
今回は宝塚歌劇ビギナー向けのお話をしたいと思います。

 

宝塚歌劇団って?

名前だけは知っているという方も多いはず。
宝塚歌劇団とは、遡ることおよそ100年前に創設された、歴史ある劇団です。
公演は、兵庫県と東京都に常設されている劇場だけでなく、全国各地を巡るツアー公演も行われています。

1番の魅力とも言えるのが、「女性だけで表現される世界である」ということ。
つまり、役者は全員女性です。
普通の女性以上に女性らしく、華やかで可憐な娘役と、普通の男性以上に男性らしく、キザで格好いい男役。

同性として、立ち居振る舞いの勉強にもなっちゃいます。

 

ありすぎてわからない!何から観ればいいの?

公演内容は大きく分けると、2種類に分けられます。

ひとつ目が、2部構成で第1部が芝居、第2部がショーというパターン。
ふたつ目は、1部・2部通してお芝居1作品を上演する、いわゆる「一本物」です。

とにかく“タカラヅカってどんなものか知りたい!”という方には芝居とショーの2本立てがオススメ。
宝塚歌劇の魅力といえば、煌びやかなレビューショー。
とりわけ、大人数でのロケット(ラインダンス)が圧巻です!

ストーリーやショーの内容は、本当に様々。
映画や小説が原作のもの、歴史もの、最近ではドラマ「相棒」やゲームの「逆転裁判」を舞台化した作品まであるんです!

公演概要やポスターを見て、「おもしろそう」「このタカラジェンヌさん素敵」など興味を持った公演をぜひ観てみてくださいね。
※チケット情報は宝塚歌劇団公式ホームページをご参照ください。

 

気になる!ドレスコード

観劇って何を着て行けばいいのか悩みますよね。

特にルールはないので、肩肘はらずに普段の外出着で大丈夫なのですが、
せっかく行くならいつもよりちょこっとドレスアップするのがおすすめ。
劇場内は空調がきいているので、1枚羽織れるものもあると安心です。
綺麗な劇場に、豪華な赤絨毯…。
お洒落して行くと、気分もあがりますよ!

どんな人でも、夢の世界に誘ってくれる宝塚歌劇。
その扉をぜひ開いてみてはいかがでしょうか!

 

Profile
名前…Taku
91年生まれの、レズビアンなネイリスト。
Find fのイベントで、パートナーと巡り会いました。
『同性パートナーとの暮らし』をメインテーマに、
日常に寄り添ったお話をしていきます。

当たり前な事だけど・・・
【勝手にゆっくりのんびり恋愛を語る】

皆さまはじめまして。さおりです。

 

今年の夏は猛暑らしいですが、乗り切る準備はできていますか?

私は京都にある北野天満宮の近くに住んでいるので、毎年、無事に夏が越えられるよう、「夏越大祓」という藁でできた大きな輪をくぐりに行きます。本来は無病息災を願う行事ですが、かの有名な北野天満宮の神様なら、ついでに恋愛成就も叶えてくれるはず!と、ちゃっかりそっちも願ってきました(笑)。

今年の夏こそ彼女を作り、楽しい思い出を作ろうと意気込んでおります!

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そんな絶賛彼女募集中(毎年更新中)の私ですが、こちらのコラムでは、女性同士の恋愛について、私自身が思った事を、勝手にのんびりゆっくりお話ししていきたいと思います。

 

「ビアン」であると認め、出会いの場に行き始めたのは6年前

 

いきなりですが、私はレズビアンです。

学生時代に男性と付き合った事もありますが、やはり心から好きになるのは女性であり、将来も女性のパートナーが欲しいと思っています。

 

自身を「ビアン」であると認め、出会いを求めて活動し始めたのは、今から6年前の21 のとき。

自分の中での葛藤、両親への罪悪感、カムしていない他人と話を合わせなければいけない辛さなどありましたが、今は、Find f さんのようなアプリを利用させていただいたり、バーやイベント、オフ会などに参加したりと、ビアン人生を楽しんでいます!

でも、そんな風にいつも心の中で「女性最高!ビアン最高やん!批判するならしいや!(私、関西人です)」と好戦的な私ですが、会社では上司の男性達に好かれた方が仕事上、得をすることが多いので、割り切ってノンケを演じていました。

 

今は仕事を辞めたので、気になっていた上司の目も減り、ノンケぶっていた自分の生き方を見直している最中ですが、私のように仕事と私生活を割り切っているという方、多いのではないでしょうか?

 

 

私の恋愛がうまくいかない理由

 

恋愛に話を戻しますが、私はいつも好きな相手とうまく行きません…。(恋愛コラム書いてるくせに!)

好きな人に好かれず、好きにならない人に好かれるんです。フェムでかわいい人がすごくモテたりとか、 ビアンは「需要」と「供給」の世界だから仕方ないか…と初めは思っていたのですが、どうやら自分にも原因がある事に気づきました。

 

好きな人には、自分を良く見せたいあまり素を出す事ができない。逆にあまり意識していない人には気にせず素を見せているからだ、と。もう少し詳しく言うと、好きな人には、好かれたいあまり自分を偽り、優しくしすぎて、イエスマンになった結果、相手には魅力的に映らなかった、そういうことなんです、たぶん。(そもそも魅力がないからだよ、とはつっこまないでくださいね!)

 

やはり「ありのままの自分を見せる」事は恋愛の基本的なセオリーですねー。特に女性同士は心の繋がりを大切にする感じがありますし。

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なるべく最初は友達のような感覚でいるよう心がけよう!そんな事に27歳でようやく気付いたのであります…。(遅すぎる)

 

というわけで、今回はほとんど自己紹介で終わってしまいましたが、次回からはもう少しまともな恋愛コラム(ほとんど私の残念な恋愛体験で終わりそう…)を書こうと思っています。これからどうぞよろしくお願いします!

 

Profile
名前…さおり
ビアン生活が長いにも関わらず、好きなタイプがいまだに分かりません。笑
恋愛ネタはあまりありませんが、文章を書く事が好きなのでコラムに関しては温かく見守ってください!

キャロルと爪の話
【レズビアンの、いつもの毎日】

 

はじめまして、Takuです。
Find f にてライターをさせていただくことになりました。

Find fのイベントで、パートナーと巡り会ったこともあり、
こちらのコラムでは「同性パートナーとの暮らし」をテーマに、
日常に寄り添ったエピソードをお届けできたらと思います。

 

早速ですが今回は、爪のお話を。
みなさま、映画「キャロル」をご存知でしょうか?

女性同士のロマンスを美しく儚く描く、この映画。
(まだ観ていない…というあなたは、
8月26日のDVDレンタル&販売開始をお楽しみに。)
恋に落ち、語り合うキャロルとテレーズのまなざし。
うっとりするほど美しい彼女たち。

中でも目を奪われたのは、キャロルの指先でした。
いつも綺麗に整えられ、光沢を放つ朱赤のネイル…。
キャロルの美しさがよりいっそう引き立っていますよね。

© NUMBER 9 FILMS (CAROL) LIMITED / CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION 2014  ALL RIGHTS RESERVED
© NUMBER 9 FILMS (CAROL) LIMITED / CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION 2014 ALL RIGHTS RESERVED

しかし…パートナーと愛しあうときに、指先を使うみなさま。
短い爪だからしようがないと思って、爪先のオシャレ、諦めていませんか?

 

私、普段はネイリストとして働いているんですが、
短い爪でもできることは、たくさんあるんです。

私の場合、仕事の後はネイルオイルでの
保湿ケアをかかさずしていますし、
ジェルネイルをしているときは、
こまめに爪やすりで長さを整えています。

その他にも、デザインやカラーを利用した、
視覚のトリックを使うと、
短い爪でも長く見えるようにできるんですよ。

それでは、短い爪を美しく魅せる方法、ご紹介します。

 

短い爪でも、指を長くみせるには?

色のチカラを借りると、
短い爪でもすらっと長く見えます。

黄色味の強い日本人の肌の色味は、簡単にわけると
『ライトイエロー』『ダークイエロー』『ライトレッド』『ダークレッド』
の4種類に分けられます。

あなたの肌に合ったカラーリングをすることで、
爪を長く、美しくみせることができるんです。
それでは、あなたに似合う爪のカラーをご紹介いたします。

 

色白で黄みがかっている、「ライトイエロー」のあなた。
日本人の肌に一番多い肌色です。
似合う色はサーモンピンク、ライトブラウンなど。

清楚なカラーを使ったネイルがぴったり!

 

 

色黒で黄みがかっている、「ダークイエロー」のあなた。
似合う色は、ブラウン、赤、朱色、ゴールドなど。

担当:かなもり 💄👠❤️.

FLOWERS Nail&Eyelashさん(@flowersnaileyelash)が投稿した写真 –

ちょっと日焼けしたような、元気なイメージです。

 

 

色白でピンクがかっている、「ライトレッド」のあなた。
似合う色は、ピンクベージュ、ローズ系など。

やさしいカラーがマッチしますよ。

 

 

色黒でピンクがかっている、「ダークレッド」のあなた。

強くシャープな、ボルドーやはっきりとしたチェリーピンクなどがよく映えます。

 

カラーを塗らずに美しく

カラーを塗ることができない、塗る習慣がない、
という方は、ネイルケアで指先をピカピカに。

「爪が割れやすくなるから、
爪切りを使うより、やすりで長さを整えた方が良い」
なんて、耳にしたことはあるかもしれませんが、これは間違いです。

割れは、乾燥し固いままの爪に
爪切りの衝撃が加わることが主な原因です。
つまり、重要なのは乾燥した状態で切らないこと。
市販の爪切りでも、お風呂上がりなど、
水分を含んだ状態で切ると割れにくくなります。

手と同じく、爪にとっても乾燥は大敵!
ハンドクリームを塗るときに、
爪先にもマッサージするように塗り込んであげたり、
ネイルオイルで保湿してあげると、
しっとり潤った指先が長続きしますよ。

さらに、甘皮まで処理してあげると、
よりすっきり美しくなるのですが、
爪の根元には、爪をつくる大切な組織があって、

とってもデリケート。
傷をつけてしまうと、ばい菌が入って
炎症を起こしてしまう可能性があるので注意してください。

おススメなのは、自分ができるところまでは自分でして、
しっかりとしたケアはプロのネイリストにお任せすること。
パートナーも興味があれば、
休日にネイルサロンデートなんていかがでしょうか?

 

最後に。
爪を短く整えておくことは、
パートナーを傷つけないためのエチケット。
パートナーがいる人も、そうでない人も、
キャロルのように美しい指先を目指して磨いてみませんか?

 
Profile
名前…Taku
91年生まれの、レズビアンなネイリスト。
Find fのイベントで、パートナーと巡り会いました。
『同性パートナーとの暮らし』をメインテーマに、
日常に寄り添ったお話をしていきます。

このコラムについて--自分らしく生きるためにニュースを見よう!
【LGBTニュースを正しく読み解く】

    はじめまして!

はじめまして、ライターのhanaと申します。普段は都内で教育関係の仕事をしており、通勤中にLGBTにまつわるニュースを見ることを日課の一つにしています。このコラムでは主にLGBTニュースを紹介します。楽しいニュース、真面目なニュース、国内、海外……気になったものはどんどん取り上げていきたいと思っていますので、これからどうぞよろしくお願いします!

さて第一回はご挨拶として、このコラムでどんなことを書いていきたいかお伝えしたいと思います。

 

    自分らしく生きたい!

突然ですが、皆さんにとっての「理想の社会」とはどのようなものですか? 平和な社会? 平等な社会? 思い描く理想はそれぞれ違うと思いますが、私が目指すのは「一人一人が自分らしく生きられる社会」です。

性別・年齢・セクシュアリティなどに関わらず、これまで生きてきた中でほとんどの方が、自分の個性を指摘され、直しなさいと言われたことがあるのではないでしょうか。「女の子なんだから、かわいらしい服を着なさい」「男の子なんだから泣いちゃダメ」「お姉ちゃんだからしっかりしなさい」……それぞれの立場に合わせて、個性を制限する言葉もさまざま。

こうした「◯◯だから××でなければならない」という圧力がなくなって、その人がその人らしく、のびのびと過ごせる世の中になったらいいな、と思うのですが……。

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    目に見えない/気づきにくい言葉の圧力

言葉の圧力は、とても厄介です。目に見えないから気づきにくいし、その言葉になんとなく違和感を抱いて、後からよく考えて「あれっておかしいんじゃないの?」と気づいたとしても、自分の心が大きなダメージを受けていたり、知らず知らずのうちにその基準を自分の中に取り入れて、別の人に押し付けてしまっていたり……そんな経験が私にはあります。

例えば、買ったばかりのお気に入りのスカートで会社に出勤した時のこと。先輩の男性に「今日雰囲気違っていいね、モテそう!」と言われたことがあります。褒め言葉なのだとわかっていても、「男の人のためじゃなくて、自分が好きな服を着ているだけなのに!」という気持ちでいっぱいになってしまいました。こういう場合、相手に悪気がないからこそ、反論するのは難しいですよね。

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    「知識」という武器を手にいれよう

そんな圧力から自分らしい生き方を守るために、私たちには武器が必要です。

ではその武器とは何なのか……それは「知識」です。過去に行われてきた運動や起こった事件を知っていれば、「あ、これって昔の人が悩んできたことと同じだ」「反発していいことなんだ」と気づくことができます。また、物事の見方や考え方を身につけておけば、違和感を抱いたことに対して「何がおかしかったのか」「どうすればいいのか」考えることができます。

自分が自分らしく過ごすために、必要な知識を手に入れる。

とてもシンプルなことですが、ぜひ意識して日々のニュースを見てもらえたらいいなと思います!

 

    ニュースの見方・考え方について

このコラムでは、国内・海外のLGBTニュースを紹介するだけでなく、「この事件って何が問題だったんだろう?」「この報道の仕方はどこが偏っているんだろう?」といった、ニュースの見方・考え方についても書いていきます。

ニュースというと少し固い内容になりがちですが、できるだけ楽しく、かつ刺激のあるコラムに思ってもらえるようがんばっていきますので、難しく考えず、ぜひ一緒に考えていきましょう!

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Profile
名前…hana
20代後半、レズビアンです。読書・映画・お酒が大好きです!
LGBTのニュースを取り上げながら、皆さんと一緒にたくさんのことを考えていけたら嬉しいです。